2014-06-25

Mrvelous Designer

製作を進めているFitted Mesh Bodyですが、やっぱり裸でリリース
するのはなんか可哀想で、最低限のインナーくらいは作りたいと
思っていました。

なぜかというと、肌に密着するインナーなどは、ボディとの関係がシビアなので、
ボディの製造元(この場合は私)で、作らないとうまくいかないと思うからです。
もちろんそれ以外の服は、他の方が作ったものでも
ボディの一部を消すことで問題なく着ることができます。

そんなこともあって、以前から気になっていたMrvelous Designerを購入してみました。
ほとんど興味半分、お遊び半分ですけど・・・

早速マニュアルを読んで・・と思ったら、あれ・・Mrvelous Designer3を購入したはずなのに
ヘルプメニューからマニュアルへ飛ぶと以前のバージョンのWebマニュアルが開きました。
3からかなりインターフェースが変わっていて、(各メニューがどこにあるかわからないくらい)
他に最新版のマニュアルがないかと検索してみたのですが、新バージョンの完全版マニュアルは
英語版や発売元の韓国語版も含めて探すことができませんでした。

ちょっとブルーになりながら、それでもしばらく操作していると、なんとなく感覚が
わかってきました。それで早速Neaボディを読み込んで作ってみたのがこれです。
※Mrvelous Designerには、新たに読み込んだアバターにテクスチャーを付ける方法はなさそうなので
 Neaは白いボディになっています。次のバージョンからできるようになるって書いてあったかも・・・
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えと、すごく適当ですけど、右の型紙を描いて、それを縫い合わせて、
左のボディにクロスシミュレーションさせるだけで、簡単にインナーを作ることができました。
更にUVマップも型紙通りに展開されるのでテクスチャー付けにとても助かります。
次にこれをMayaに持っていって、Neaのスキンウェイトをコピーしてあげると、
SLにFitted Mesh としてインポートができるようになります。

更にチュートリアルを見ながら、簡単なお洋服を作ってみると、
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あっという間にこんなのできちゃいましたw
ちなみにこれ、インナーに重ね着できるようにしてみました。
実際にインナーの上にこの服を着せて、インワールドでいろいろなポーズを試しましたけど、
かなり極端なポーズ以外は、インナーが服を飛び出しちゃうこともありませんでした。

テクスチャーに関しては、3Dソフト上でライティングして、
それをベイクで書き出しちゃえば、服の陰影も結構リアルにできそうな気がします。
まぁ、本業はスキン屋なので、あまり真剣にお洋服つくりはできないとは思いますけど、
なんかクロスシミュレーションってすごい!って感じた先週末でした。 ^^)/